作文教室(柏の葉公園教室)の子どもたちの清書作文です。読みやすいようひらがなを漢字に変えてあります。
ふりがなをつけるにはひらがなめがねで。


2017年1月
小2 さとうしおり
小2 しんのすけ
小2 紅シュウ
小3 ハーゲンダッツ
小4 けっく
小4 タイガー
小4 菜の花
小4 えっくん
小6 青


ねこをもらったよ 小1 さとうしおり

  幼稚園に行っていたころの3月に私はねこをもらいました。どうしてかというと一度でいいからねこを飼ってみたかったからです。名前はルリです。ねこの種類はロシアンブルーです。いろはブルーではなく、グレーです。
  初めはトイレの中にいました。おふろに入る前は洗濯機の中にいました。夜にはお父さんが取ってくれました。でもお父さんの腕が傷だらけでした。お父さんは翌日にこう言いました。
「こんなにひっかかれたよ」
私がルリのところに行ったらルリは私にニャーと言ってまるでねずみのようにちょろちょろ走って行きました。とてもかわいかったです。でも誰かにあげちゃいまいました。残念な話ですが、良かったところもありました。また飼いたいです。


ブンブンごま 小2 しんのすけ

  前にブンブンごまとシュートぼうを作りました。最初に作ったのがブンブンごまです。ブンブンごまは引っ張ったり縮ませたりします。回している途中にブーンブーンという音がします。
  ブンブンごま、シュートぼう、ゴムロケットがあります。その中から最初に作りたいものを作ります。あとに二つ目を作ります。ぼくはシュートぼうにしました。
  ぼくは一年の時、ブンブンごまを作って足で回してたり両手両足を使って同時にやったりしました。
  作り始めて僕はこんなことを言いました。
「一年生の時に作ったことがあるから、まあ、簡単でしょ」
作り終わったときうまく回せたので試合で勝ったように嬉しかったです。あまりにもブーンブーンと言っていたのでまるで蜂のようでした。あと紙か割りばしで削れるか試したら普通に削れました。よかったです。


ポケクラ 小2 紅シュウ

  ぼくはきのうポケクラを作りました。まず作り出したのははると君です。どうして作ったかというと
「なんか、ベイに飽きてきたし、ポケットモンスターバトルにハマってるからポケクラつくろうぜ」 と言ったからです。これがはじめでした。
  そしてポケクラを作りました。最初にポケットモンスターカードを作りました。ぼくはこんなカードを作りました。HP∞、攻撃力∞×∞。はると君が
「こんなの絶対勝てないじゃん。これバカ強いじゃん」
と言いました。そしてはると君もそのカードを作りました。カードが1デッキ揃ったら学校でバトルすると約束しました。学校でバトルするのが楽しみです。


学校の帰り道 小3 ハーゲンダッツ

  ぼくの帰り道は1人です。ちょっと前は友だちと帰っていました。最近はテニスのことを考えながら帰っています。僕のテニスは1回150分で90分テニス、1時間フィットネスです。フィットネスとはテニスの動きをやります。
  お母さんの帰り道は福岡だったので帰りはデパートや商店街の前を通っていたそうです。帰りに遊んでいたのはかばん持ちや色おに。また水たまりに入っておばあちゃんに怒られるか、リコーダーを吹くか、したそうです。あと花の蜜をすいます。すい方は花粉がついているところを取って先から密をすいます。ぼくもみつは吸ったことがあります。吸ってみるとまるでハチになったようです。前、一緒に帰っていた友達も吸っていておいしい順に赤、白、うす赤、ピンクでした。花はツツジです。あまくておいしいです。今回お母さんに帰り道のことを聞いてとてもびっくりしました。


おでん 小4 けっく(アメリカ)

  ぼくはおでんを食べました。ぼくはおでんが好きです。ぼくが好きな練り物はごぼてんです。僕のおでんにはごぼてん、ちくわ、だいこん、きんちゃく、さつまあげ、がんもどきがありました。
「おでんつくってくれる?」
とぼくが言いました。
「いいよ」
とママが点火しながら言いました。前にカリフォルニアで食べました。ミネソタでおでんを食べるのは2回目です。ぼくはみんなも好きで、食べているかなと思いました。ぼくがきんちゃくを噛んだら汁がぽちゃぽちゃと落ちました。練り物はあたたかくておいしかったです。揚げたお豆腐のがんもどきは大好きです。おでんを食べるとカリフォルニアにいるかんじです。おでんはおいしいと思います。


アメリカシロヒトリ 小4 タイガー

  僕の家にアメリカシロヒトリがいたこことがあります。どこにいたかというと庭です。ぼくはたまに庭を見ます。その時、植物の上に白い網で編んだお椀みたいなものがありました。ぼくはその下を見ました。その中には毛虫が群れのようにいました。グロテスクで気持ち悪かったです。ぼくは茎を切ってどこかに捨てました。それからのこと、一度も見ていません。
  僕はアメリカシロヒトリが可哀想だと思いました。なぜなら千匹のうち、4、5匹しか生き残れないからです。
  知っている外来種はミドリガメ、ライギョ、ブラックバス、アライグマ、サメ、イモガイなど。他にもいろいろあります。
  外来種は基本的に生態系を傷つける悪いものだけど傷つけないものもいます。


おおみそかにツイスター! 小4 菜の花

  「ただいま!」
大みそか、妹と私がおつかいからかえると、リビングに宅配便の箱が2つありました。私はツイスター、妹はラブ編みという今年女の子に大人気だったマフラーなどが編める機械でした。送ってくれたのはお母さんのいちばん上のお兄ちゃん。ちょっと遅いクリスマスプレゼントでした。さっそく遊ぼうとするとお父さんに
「まだ遊んじゃダメ。まずお礼の電話をして、お風呂に入ってから!」
と言われたので言われたとおりにやりました。やっと遊べる。そう思って準備を妹としていると、あれ、これって妹だけとやるよりあそこで暇そうにテレビを見ているお父さんとやった方が楽しんじゃない、と思いました 。お父さんを
「ねえ、一緒に遊ぼう」
とダメもとで誘ってみると
「いいけど」
と言われました。私はやっぱりヒマなんだなあと思いました。お父さんにルールを説明すると
「分かった。なら審判やる」
と言いました。ちょうど7時半になったので紅白歌合戦を見ながらやりました。私と妹で勝負しても年の差があり勝負にならないので1人ずつどこまでできるかにしました。まず私がやりました。途中まで順調でしたがすべってしまいました。すると妹が
「ハッハッハッハッハ、へんなの!」
と言いました。悔しかったです。次に妹がやってみるとそもそも足が遠くて届きませんでした。でもまるで体が氷のように固い私より、妹はこんにゃくのように柔らかいのでよくできてました。たくさん何回もやっているとお母さんが
「それ小学校のころに児童館でよくやった」
と言いました。
私も学童でやったことがあるので、楽しいことは知っていました。だんだんおなかがすいてきました。するとお母さんが
「ごはんできたよお!」
と言ったのでお父さんが
「なら、また遊ぼう」
と言いました。


いまから37年余り前(感想文) 小4 えっくん

  いまから37年あまり前、アメリカから小さな白い蛾が日本に侵入してきました。この蛾は日本の環境にうまくあったのか、たちまち増え始めました。これがアメリカシロヒトリです。そして幼虫は町の中の木の葉を丸坊主にしていきました。しかし実際には0.5%程度の生存率と言われます。また木の葉を食べるだけで木そのものは害しません。
  僕が前に飼っていたカブトムシの幼虫がたくさん土を食べていてすぐに土を買ってこないとだめでした。そのため上の方はカブトムシの糞でいっぱいでした。しかしその糞は肥料になるため、木などにまいていました。幼虫が成虫になってもその食欲は変わらず、ゼリーを置いておいてもすぐになくなってしまいました。
  木が伸びすぎいたため切っていたら芋虫が大量に出てきたこともあります。葉っぱが食べられたあとがほとんどの葉にあるのはこんなにイモムシがいたからなんだと思いました。他にも木を切る理由として急に下の方に大量の糞が今までなかったのに落ちていたからというのがありました。順々に木を切っていくといちばん上の方に、大量にいたイモムシの中でも断トツに大きいのが出てきました。今はほとんどのイモムシを駆除したため一匹もいなくなりました。
  僕が山形県に住んでいたときに近所に住んでいる友達とザリガニ釣りに行ったら、友達が釣っていたのはアメリカから来た外来種のアメリカザリガニばかりでした。そのうえぼくのには全くザリガニはきませんでした。もう暗くなって帰るときに僕の釣竿に来たのは日本ザリガニだったので嬉しかったです。
  カブトムシの幼虫がエサをたくさん食べるように、アメリカシロヒトリもたくさん食べるので大量に発生します。それはよくないことだし、残った4、5匹くらいで生態系が崩れるのも嫌です。しかし外来種などで生態系が完全に壊れなくてよかったです。


ナウシカと紅の豚 小6 青(アメリカ)

  私は昨日、紅の豚を見ました。今日、ナウシカを見ました。紅の豚はある元人間のパイロットが豚になってそして空賊をやっつける話です。ポルコは何かの魔法のせいで豚になり空軍を出ました。もともとすごく上手なパイロットなのでしたが、魔法にかけられると何もかもやめてしまいました。ジーナという人がポルコを愛しています。ジーナの夫は全員戦争で死にました。1人は太平洋、一人は大西洋、そして最後の1人はアジアで死んだって。だからたぶん空軍に入っていないポルコに安心したのでしょう。
  ナウシカではこの人類が地球を元に戻れないほど汚して、そしてまた一から生き続けているお話です。ある最強の武器「巨神兵」を作り、そして大戦争「火の7日間」で地球をめちゃめちゃにしてしまいました。それから千年、人間は蟲たちに覆われて瘴気という五分したら灰を腐らせてしまう恐ろしいガスに覆われます。
  ナウシカとフィオは色々なところが似ています。クシャナとフィオはもっと似ていると思います。どちらも男の人に負けない強い心を持っています。その二人は男の人との関わり合いも似ている。たとえばクシャナはいつも自分が出世したいと思っている男とたちと戦わなければいけません。クシャナが王の娘だとあってもほかの男たちは自分のことしか考えません。クロトワ、クシャナの家臣はクシャナのいない間、指揮を取っています。色々なところの群を動かしていました。そしてクシャナが帰ってきたとたん
「チェッ、短い夢だったよ」
と言いました。まるで王の娘クシャナが死んだ方が良かったかのように。フィオは自分と結婚しようとする男たちと戦わなければいけません。フィオはカーチスとかの男ら相手に強気で迫ります。そして請求書を払ってもらうすごく上手なやり取りをしました。
  私の好きな場面はいくつかあります。一つは紅の豚でマンマユートから人質を助けてあげるところです。知らなかったかもしれませんが、イタリア語でマンマユートは
「ママ助けて」
という意味です。ナウシカで好きなところはユパ様が旅から帰ってくるところです。なぜそこが好きかというとみんな村人が喜んで嬉しそうだからです。私の好きな主人公はフィオとペジテの王子アスベルです。フィオは強気でおもしろい子だから好きです。アスベルは自分の国と戦ってもナウシカとの友情を大事にします。
  やはり人間は友情を大切にすることが大切だと思います。ナウシカも紅の豚もすごくいい映画です。皆さんにもぜひ見てほしいです。