作文教室(柏の葉公園教室)の子どもたちの清書作文です。読みやすいようひらがなを漢字に変えてあります。
ふりがなをつけるにはひらがなめがねで。


2017年2月
小1 さとうしおり
小2 しんのすけ
小2 ブラックホール
小2 スージー
小3 ハーゲンダッツ
小4 けっく
小4 タイガー
小4 菜の花
小4 えっくん
小6 青


えいごのべんきょう 小1 さとうしおり

  金曜日、学校のスクールプラザでクラスのみんなで英語の勉強をしました。英語の先生はアーニー先生です。いちばん好きな質問は将来何になりたいかです。私は手を挙げませんでした。なぜかというと恥ずかしいからです。
  アーニー先生は土曜日の英語の先生でもあります。こっちの方も楽しいけれど習い事の先生も楽しいです。とても楽しかったです。また習いたいなと思いました。
「昔はアーニー先生はテニスの選手だったんだって」
とマリー先生が言いました。アーニー先生もマリー先生もいい先生だなあと思いました。


くつを買ってもらった 小2 しんのすけ

  一週間前に靴を買いました。買う前は買ってくれるかドキドキしていました。お母さんは
「3000円以上の靴は買わないからね」
と言ったので僕は心の中でケチだなと思いました。インターネットで買うことにしました。お姉ちゃんと見ました。ぼくとお姉ちゃんはすごく真剣に見ていました。
  ぼくはアシックスでいいのを見つけたのでお母さんに言いましたが、3000円を超えていたのでダメと言われました。僕はすごくショックな顔をして目を丸くしました。
  その後、晩ごはんを食べてお母さんと靴を選びました。そしてお母さんが言いました。
「やっぱりさっきの3000円に近いやつ買ってあげる」
ぼくは思わず
「やったあ!」
と言いました。


二重とびが20回できた 小2 ブラックホール

  ぼくは昨日、校庭で二重とびの練習をして、二十回跳べました。冬休みには9回跳べて、二月上旬に15回できました。普通に練習していてそんなに練習をしていたわけではないので、15回は跳べないだろうと思ってとんでみたら20回できました。まるで魔法のようでした。教室に帰って友達のゆうすけくんに話したら、
「おお、すごいじゃん。おまえもう20回、二重とびできたの! オレ、まだ1回しかできないから、二重とびの仕方教えて」
と驚いたような顏で言われました。だけど次に練習したら20回もできませんでした。だから不思議に思いました。けれど、1回でも二重とびが20回できてよかったです。



ゆみちゃん 小2 スージー


  日曜日にゆみちゃんのお家へ行きました。最初、私はゆみちゃんのおうちのドアをノックしました。家に入ったらまず
「おはよう、おじゃまします」
と言いました。それからゆみちゃんが
「何して遊ぶ?」
と聞いてきました。私は
「外の公園や運動場とかで遊ぼうよ」
と言いました。ゆみちゃんは
「じゃあ、木を植えに行こうよ」
と言いました。マンションの敷地で実を踏みつぶしてから植えました。私はこの木が元気に育ってほしいなと思って、ゆみちゃんに言いました。
「風や嵐に吹き飛ばされないように石で壁を作ろうよ」
それで石で壁を作ってから家へ帰りました。家へ帰ったらゆみちゃんの弟の次郎くんと遊びました。ゆみちゃんがひらめきました。
「清次郎くんを立たせようよ。そしたら次郎くんが歩けるようになるかもしれないよ!」
  そして立たせたらなんと爪先立ったのです! まるでバレーをしているかのように立っていました。私は今度、次郎くんに会った時は立ってるかなと思いました。


貝の化石 小3 ハーゲンダッツ

  ぼくがいちばん心に残ったのはパストゥールが捨てようと思ったものを注射して大発見につながったということです。ぼくにもパストゥールと同じような出来事がありました。
  ある日、学校から帰っているとき石ころを拾って、何だ石ころかと思い捨てようとしたとき、
「あれ」
石の表面には貝みたいな化石があったのです。
「やったあ、化石だ」
それを家に持ち帰り洗おうとしましたが、洗ったあとに貝みたいな化石が汚れだったらどうしようと思いながら洗っていました。するとどうでしょう。貝みたいな化石はちゃんと残っていたのです。見つけたときはまるで科学者になったようでした。
  いつも大晦日は大掃除の時ぼくは物を取っとくかんじですが、それがいつか役に立つのを期待しています。また化石をもうひとつ見つけたいなと思いました。


こつ 小4 てつお

  ぼくの友だちの名前はアールです。僕の部屋で遊びました。作った戦車にはタイヤがついています。キャタピラではなくタイヤです。前から後ろまで30cmです。ぼくは大きいと思いました。説明書を見ながら作ってすごいスピードで仕上げました。まるで昔の車の工場のようでした。
「レゴがあるよ」
僕が言いました。
「レゴで遊ぼう」
と階段を上がりながら言いました。
  それはスターウォーズの三番目に出てきます。リパブリックの戦車です。クローントルーバーが乗ります。戦車と一緒に人間もありました。戦車はかっこいいと思いました。
  アールは僕の学校の友達です。ぼくはアールと学校で一緒に折り紙をします。アールは折り紙がじょうずです。アールはドラゴンを折れます。


かわいいペット 小4 タイガー

  ぼくは内モンゴルのおばあちゃんの家に行きました。そのとき、親戚からハトをもらいました。その時はどうしたらいいかと心配しました。でもハトを飼うのはこの時しかないと思い、もちろん受け取り僕はエベレストに登ったかのように嬉しかったです。
 いちばんうれしかったのはハトを抱っこしたことで、つらかったのはエサをあまり食べなかったことです。でも次第にエサを食べるようになりました。それと僕のおもちゃの上に糞や尿をべちゃべちゃしていました。
  ママは昔、ネコを飼っていました。その猫がネズミを食べて死んでしまいました。毒のエサを食べたネズミだったからです
  ぼくはペットを飼うとそれはそれでかわいいけれどいつか死んでしまうからなるべくペットを飼わない方がいいと思いました。
  その後、ハトを空に放してそのハトは元気に飛び出して行きましtた。それからぼくは思いました。あのハトも今夫婦になって平和に暮らしているのかな。


10位だけど…… 小4 菜の花

「あと五分後に走り始めるぞ!」
と土田先生の声がしました。あと5分後に2月19日にやる利根町駅伝の選考会が始まります。私が入っている陸上部の中で6人(プラス補欠1〜2人)が代表で出ます。ですが応募した人が6人しかいなかったので今回の選考会は区間ぎめになります。メンバーは5年生2人、四年生4人です。
「なら今から、女子は2,5キロメートル走るぞ! では……ようい、スタート!」
2,5キロメートルなので校庭の200メートルトラックを12週半、学校のユニフォームを着て走ります。ほかの人は練習をやめて私たちの走りを見ています。私は最初集団の後ろについていきました。2周ぐらい走ると集団がばらけ、私は先頭の5年生で学校記録を持つ人のすぐ後ろに着けました。1000メートルを通過するとき、私は1000メートルの自己ベストのタイムで通過しました。1500メートルのところでトップの子から離されてしまいましたが、自分のペースで走り、結果は11分でした。走り終わりジャージに着替え靴ひもを結んでいると土田先生に
「お前アンカーな」
と言われました。その時、私はきつく靴ひもを結びました。
  そして当日、一句の先輩は5位ぐらいでたすきを渡しました。その時、私にすごいプレッシャーがきました。そもそも2.8キロメートルなんて走れるかもわからないのに……。それから何分かたってわたしがたすきをもらいました。田んぼには私の担任の先生がいました。そして課題の坂には陸上部の先生がいました。その先生に
「足を前に!」
と言われました。私は足を前にすることを心がけました。ラスト600メートルにある下り坂でラストスパートをかけゴールし、結果はひとりも抜かされることなく11位。1チームの反則で10位になりました。
  練習はきつかったけど、完走できてうれしかったです。来年はまたこのメンバーで入賞したいです。


何かを飼ったこと 小4 えっくん

  いま、学校で4年生になってからクサガメを飼い始めました。そのカメは今の5年生のもので、前の4年生の時から飼っていたそうです。夏にはたえず活発に動いていたりしていたけれども、冬になるとエサも少ししか食べず、そこまで動きませんでした。水槽をときどき洗っていないと、すぐに水が汚くなってしまったり、カメが汚れてしまうので、洗ってあげないといけません。クサガメなので洗うときはとてもくさいです。4年生で初めて教室で生きものを飼い始めたため、最初は驚きました。高学年の4年生になると生き物を飼い始めるのだなと思いました。
  2年前の2年生のときに家ではカブトムシを飼っていました。カブトムシは卵を産むけれど成虫にはならないと思っていたので、幼虫が成虫になったときはびっくりしました。カブトムシは一年間の寿命だけれども、卵を産んで幼虫になり、幼虫が成虫になるため、まるで不老不死のようです。またいろんな生きものを飼ってみたいです。


節分 小6 青

「いただきまあす」
私は勢いよく恵方巻に食いつきます。私の恵方巻の中にはプルコギ風の肉、ホウレンソウ、ニンジン、卵としいたけが入っていました。少し韓国風な味でした。去年とかの恵方巻と違って短かったです。
  私がいただきますをしたら、恵方巻の甘いしかしちょっとピリッとした味がくちの中に広がりました。おいしいのでモリモリ食べました。卵が甘かったと思います。ホウレンソウがピリッとしました。チョコレートの甘さとキムチの辛さがいっしょになったようです。しかし、きっぱりぴっしり決まった味なのです。ときどき卵を入れなかったり、ホウレンソウとプルコギだけだったりいろいろ混ぜてみたりしました。私は恵方巻は五つぐらい食べました。ぺろりと食べてしまいました。
  今年は豆まきをしませんでした。今年は豆が遅く着いたからです。でも着いた豆は食べる豆です。普通はもっと固い小さい豆を送ってくれるのですが今年は違いました。友達から聞いたのですが、その子の家ではピーナッツを投げたそうです。でもなかなか食べられなかったそうです。あまりピーナッツが好きじゃないからです。私もあまりピーナッツが好物ではありません。
  アメリカにはグラウンドホッグデーがあります。その日は冬の真ん中を指すのです。そしてもしグラウンドホッグという動物が自分の影を見て逃げると冬はまだ続き、逆に影がなかったら春が早く来るそうです。毎年2月2日、ペンシルバニア州でやります。ローマは一日にしてならずというように、節分やグラウンドホッグデーは何十年も続いてきた大事な行事です。
「ごちそうさま」
おなか一杯になった私は食器を片付けました。